神学は 真理を探究し、キリスト教の視座から現代を展望する学問です。

神学部の目指すものは・・・

  • キリスト教の基礎知識と教養を身につけた 現代社会に貢献する人を育てる。
  • キリスト教の教義、倫理、文化を探究し、人間と社会の真にあるべき姿を問う。

神学とは....キリスト教への学問的アプローチ
―さまざまな方法論を活用して―

神学は、哲学、聖書、歴史、教義、倫理、文化などの きわめて多岐にわたる分野からなる総合的な学問です。哲学や歴史学などのさまざまな方法論をフルに活用して、キリスト教に学問的なアプローチで取り組みます。

日本で唯一のカトリック神学部
―世界のネットワークの中で―

上智大学神学部は、日本で唯一のカトリック神学部です。
中世からヨーロッパの大学は、神学部を起点として発展してきました。その伝統を受け継いだ世界のカトリック大学のネットワークの中で、キリスト教を本格的に学ぶことができます。
キリスト教倫理や文化の深い理解を身につけ、さまざまな分野で活躍する人を養成します。

上智大学神学部 65年の歩み

1951年(昭和26年)大学院設置にともない、神学研究科が発足
1956年(昭和31年ローマ教皇庁「神学校および大学聖庁」により教会認可神学部(Facultas ecclesiastica theologiae)として認可
1958年(昭和33年)日本の文部省(当時)から神学部神学科として認可
1966年(昭和41年)教皇庁からの援助により石神井キャンパスに神学部新校舎が竣工
1970年代後半以降聖職者あるいは聖職志願者以外の学生の入学が顕著に
1987年(昭和62年)カリキュラムを司祭課程と一般課程のふたつのコースに分離し、司祭課程外の学生に向けた独自の教育課程を開設
2001年(平成13年)組織神学副専攻とキリスト教学副専攻を開設
2008年(平成20年)神学部神学科創設50周年を迎える
2009年(平成21年)新カリキュラム発足(3つの系:神学系、キリスト教倫理系、キリスト教文化系)。神学部入学定員増員(1年次25人を、1年次入学40人、編入学8人に)
2013年(平成25年)宣教実務系(編入生の選択コース)開設
2017年(平成29年)神学部図書館(石神井分館)を中央図書館に統合完了
2019年(令和元年)神学部創立60周年記念セレモニーを挙行
2022年(令和2年)新カトリック大事典編纂室を神学部に移管
2022年(令和4年)キリスト教人間学担当を基盤教育センターに移動
2023年(令和5年)神学部入学定員を増員(1年次入学40人を50人に拡大、編入学8人は変わらず)